ALTER FOREIGN DATA WRAPPER

名前

ALTER FOREIGN DATA WRAPPER -- 外部データラッパの定義を変更する

概要

ALTER FOREIGN DATA WRAPPER name
    [ VALIDATOR valfunction | NO VALIDATOR ]
    [ OPTIONS ( [ ADD | SET | DROP ] option ['value'] [, ... ]) ]
ALTER FOREIGN DATA WRAPPER name OWNER TO new_owner

説明

ALTER FOREIGN DATA WRAPPERは外部データラッパの定義を変更します。 このコマンドの最初の構文はライブラリまたは外部データラッパの一般的なオプションを変更します。 (少なくとも1つの句が必要です。) 第2の構文は外部データラッパの所有者を変更します。

スーパーユーザのみが外部データラッパを変更することができます。 さらにスーパーユーザのみが外部データラッパを所有することができます。

パラメータ

name

既存の外部データラッパの名前です。

VALIDATOR valfunction

新しい外部データラッパ検証関数を指定します。

検証関数を変更した後、外部データラッパのオプション、サーバ、ユーザマップが無効になることがあることに注意してください。 外部データラッパを使用する前にこれらのオプションが正しいことを確実にすることはユーザの責任です。

NO VALIDATOR

これは、外部データラッパが検証関数を持たないことを指定するために使用されます。

OPTIONS ( [ ADD | SET | DROP ] option ['value'] [, ... ] )

外部データラッパ用のオプションを変更します。 ADDSETDROPは、実行する動作を指定します。 明示的な動作の指定がなければADDとみなされます。 オプション名は一意でなければなりません。 また名前と値は外部データラッパのライブラリを使用して検証されます。

dbi外部データラッパを変更し、fooオプションを追加し、barオプションを削除します。

ALTER FOREIGN DATA WRAPPER dbi OPTIONS (ADD foo '1', DROP 'bar');

外部データラッパdbiの検証関数をbob.myvalidatorに変更します。

ALTER FOREIGN DATA WRAPPER dbi VALIDATOR bob.myvalidator;

互換性

ALTER FOREIGN DATA WRAPPERはISO/IEC 9075-9 (SQL/MED)に従います。 標準ではこのコマンドのVALIDATOR構文およびOWNER TO構文を規定していません。

関連項目

CREATE FOREIGN DATA WRAPPER, DROP FOREIGN DATA WRAPPER