他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

32.2. 実装機能

ラージオブジェクトの実装では、ラージオブジェクトを"チャンク"に分割し、チャンクをデータベース内の行に格納しています。 B-treeインデックスは読み書き用のランダムアクセスに際して、正確なチャンク番号の高速検索を保証しています。

PostgreSQL 9.0からラージオブジェクトは所有者およびアクセス権限を持ちます。 これはGRANTおよびREVOKEを使用して管理可能です。 過去のリリースとの互換性を保つためにはlo_compat_privilegesを参照してください。 ラージオブジェクトの読み取りにはSELECT権限が必要です。 また書き出し、切り詰めのためにはUPDATE権限が必要です。 ラージオブジェクトの所有者(またはデータベーススーパーユーザ)のみがラージオブジェクトの削除、コメント付け、所有者の変更が可能です。