他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

61.1. はじめに

GiSTは汎用検索ツリー(Generalized Search Tree)を表します。 これは、均衡な、ツリー構造のアクセスメソッドで、任意のインデックスの枠組みを実装する基本的なテンプレートとして動作します。 B-tree、R-treeやその他多くのインデックスの枠組みをGiSTで実装することができます。

GiSTの利点の1つは、データベースの専門家ではなく、データ型分野の専門家によって、適切なアクセスメソッドで独自のデータ型を開発することができることです。

ここで示す情報の一部は、カリフォルニア大学バークレイ校のGiSTインデックスプロジェクト、ウェブサイトおよびMarcel Kornackerの論文、Access Methods for Next-Generation Database Systemsから派生したものです。 PostgreSQLにおけるGiSTの実装は、主に、Teodor SigaevとOleg Bartunovによって保守されています。 そして、彼らのウェブサイトにも多くの情報があります。