他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

74.3. BKIファイル形式

本節ではPostgreSQLのバックエンドがどのようにしてBKIファイルを解釈するのかを説明します。 例としてpostgres.bkiファイルが手元にあると、説明が一層理解しやすくなるでしょう。

BKIの入力は一連のコマンドで構成されます。 コマンドはいくつものトークンから構成されていて、コマンドの構文に依存しています。 トークンは通常空白で分離されていますが、どちらとも解釈されるような曖昧性がなければ必要性ありません。 特別なコマンド区切り文字はありません。 したがって、構文上その前のコマンドに属すことができない次のトークンは新たなコマンドとなります (通常、わかりやすくするために、新しいコマンドは新しい行に記述します)。 トークンはある一定のキーワードや特別な文字(括弧やカンマなど)、識別子、数字、単一引用符で囲まれた文字列などが使用できます。 大文字/小文字は全て区別されます。

#で始まる行は無視されます。