PostgreSQL
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対話的モニタ(psql)のスタート

サイトの管理者が postmaster プロセスを適切にスタートさせて、 あなたがデータベースを使えるように権限を与えていると、 あなたは(ユーザとして)アプリケーションをスタートすることができます。 前に触れたように、 /usr/local/pgsql/bin をシェルの検索パスに加えてください。 多くの場合、準備としてはこれですべてです。

Postgres バージョン 6.3 の時点で、 2つの違ったスタイルの接続がサポートされています。 サイト管理者は TCP/IP ネットワーク接続を許可するようにしているかあ、もしくは データベースへのアクセスをローカル(同じマシン)のソケット接続だけに制限するかしています。 データベースへの接続の問題に直面した時にこの選択は重要となります。

もし次のようなエラーメッセージを (psql や createdbのような) Postgres のコマンドから受け取ったとしますと:

% psql template1
Connection to database 'postgres' failed.
connectDB() failed: Is the postmaster running and accepting connections
    at 'UNIX Socket' on port '5432'?
もしくは
% psql -h localhost template1
Connection to database 'postgres' failed.
connectDB() failed: Is the postmaster running and accepting TCP/IP
    (with -i) connections at 'localhost' on port '5432'?
これは通常、(1) postmaster が走っていないか、 あるいは (2) 間違ったサーバホストに接続しようとしているかのどちらかの理由です。 次のようなエラーメッセージを受け取ったとしますと:
FATAL 1:Feb 17 23:19:55:process userid (2360) != database owner (268)
これはサイト管理者が postmaster を 間違ったユーザでスタートさせたことを意味します。 Postgres のスーパーユーザで再スタートしてもらうように 言いましょう。


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