文書のポストスクリプト形式印刷物は SGML ソース コードを RTF に変換し、 ApplixWare-4.4.1 にインポートすることで 作成されます。少し整理(後述)してから、ポストスクリプトファイルに 「印刷」したものがその出力となります。
INSTALL と HISTORY はリ リース毎に更新されています。更新された SGML ソ ースから作成されていますが、歴史的な理由により、これらのファイルは 平文テキスト形式です。
平文テキストの生成
INSTALL 及び HISTORY は両方とも既存の SGML ソースから生成されます。 これらは、同じ RTF 形式の中間ファイルから抽 出されます。
以下のコマンドを入力して RTF を作成して下 さい。
% cd doc/src/sgml % make installation.rtf
Applix Words に installation.rtf をインポートして下さい。
ページ幅とマージンを設定して下さい。
File.PageSetup 内のページ幅を 10 インチに調整して下さい。
テキストを全て選択して下さい。そして、右マージンをルーラーを 使って 9.5 インチに調整して下さい。これによって最大のカラム 幅が、80 文字という目標上限以内の、79 文字に設定されます。
文書から不要な部分を切り取って下さい。
INSTALL の場合、テキストの終りにあるリリー スノートの部分から、現在のリリースに関するもの以外全てを削除し て下さい。HISTORY の場合、リリースノートま での部分を全て削除して下さい。ただし、タイトルと目次は残し、編集 して下さい。
"ASCII Layout" として、結果をエキスポートして下 さい。
emacs か vi を使って、INSTALL 中の表情報を 整理して下さい。移植貢献者から "mailto" URLs を取り、そのカラムの高さを小さくして下 さい。
ポストスクリプト形式の印刷物を生成する際に処理しなければいけな いことが数点あります。
Applixware の RTF の整理
Applixware は、jade/MSS で生成された RTF のイ ンポートを完璧に行なわないようです。特に、受け付けられる形式にな っているにも関らず、"Header1" スタイル属性のラベルと して与えられたテキストは全てです。また目次のページ番号は、目次内 に載っている節を参照しないで、目次自体のページを参照してしまいま す。
(例えば)以下のコマンドを入力して、RTF を作成 して下さい。
% cd doc/src/sgml % make tutorial.rtf
Applix Words で新規ドキュメントを開 き、RTF ファイルをインポートして下さい。
後の数段階で印を付けるために、この段階での目次を印刷して下さい。
図を文書に挿入して下さい。センタリングマージンボタンを使っ て、各図を中央に設置して下さい。
全ての文書が図をもっているわけではありません。 SGML ソースファイルを "graphic" 文字列で grep すると、その文書のどの部分が図を持っているかを識 別できます。文書内の複数の部分で複製されている図も少しあります。
文書全体を見直して、改ページと表のカラム幅の調整をして下さい。
参考文献がある場合、Applix Words は最初のタイトルの後にあるテキ ストを全て下線付きの属性を持っているものとして扱ってしまうよう です。後にあるテキストを全て選択して、下線ボタンを使って下線付き 状態を無効にして下さい。そして、各文書と本のタイトルを明示的に下 線を付けて下さい。
文書全体を見直して、目次を印刷したものに各目次のエントリの実際の ページ番号を書き込んで下さい。
目次において右側に揃えられた、間違ったページ番号を正しいものに 置換して下さい。文書 1 つあたりに数分かかる程度です。
後々の土壇場での編集が簡単にできるに、文書を Applix Words 固有 の形式で保存して下さい。
文書をポストスクリプト形式のファイルに "印刷" して 下さい。
gzip を使ってポストスクリプトファイ ルを圧縮して下さい。doc ディレクトリにその 圧縮後のファイルを設置して下さい。