Chapter 12. データベースの管理

Table of Contents
データベースの作成
データベースの代替領域
データベースへの接続
データベースの削除

Note: この節はチュートリアルからのちょっとした借りうけです。 もっと増やす必要があります。

サイト管理者Postgres のインストール全般に渡って責任があるとはいっても、インストール内のいくつかの データベースはデータベース管理者と呼ばれる別の人に 管理をゆだねることが出来ます。 この責任の付与はデータベースが作成されたときに発生します。 あるユーザに、データベース作成を行なう権限とユーザ登録 を行なう権限を明示的に付与することができます。 両権現を持ったユーザは、Postgres 内で ほとんどの管理作業を行なうことができますが、デフォルトではサイト管理者 とは異なって、オペレーティングシステム上での同じような権限を持ちません。

管理者ガイドはこれらの話題についてより詳細に扱っています。

データベースの作成

データベースは Postgres 内から create database を発行することで作成されます。 createdb はコマンドラインユーティリティで Postgres 外部から同じ機能を提供するものです。

どちらの方法もうまく行くためには Postgres バックエンドが走っていなければなりません。 そして、コマンドを発行するユーザは Postgres のスーパユーザかまたはスーパユーザにデータベース作成の権限を付与されていな ければなりません。

コマンドラインから "mydb" というデータベースを作成するには

% createdb mydb
    
のように入力し、psql からの場合は
* CREATE DATABASE mydb;
    
と入力します。

データベースを作成する権限がなかった場合は以下のメッセージが出ます。

% createdb mydb
WARN:user "your username" is not allowed to create/destroy databases
createdb: database creation failed on mydb.
    

Postgres はある特定のサイトに おいて、いくつでもデータベースを作成することを許しており、 作成者は何もしなくても、いま作成したデータベースの管理者と なります。データベースは英文字で始まる 32 文字以内の名称に 限られます。