Name
DROP OPERATOR
-- データベースから演算子を削除します。
Synopsis
DROP OPERATOR id ( type | NONE [,...] )
入力
- id
存在する演算子の識別子です。
- type
関数パラメータの型です。
出力
- DROP
コマンドが正常に実行されたときに返るメッセージです。
- ERROR: RemoveOperator: binary operator 'oper' taking 'type' and 'type2' does not exist
指定された二項演算子が存在しないときに出力されるメッセージです。
- ERROR: RemoveOperator: left unary operator 'oper' taking 'type' does not exist
指定された左単項演算子が存在しない場合に出力されるメッセージです。
- ERROR: RemoveOperator: right unary operator 'oper' taking 'type' does not exist
指定された右単項演算子が存在しない場合に出力されるメッセージです。
説明
DROP OPERATOR はデータベースから存在する
演算子を削除します。このコマンドの実行にはその演算子の所有者
であることが必須です。
左または右単項演算子の左または右の型をそれぞれ
NONE と指定しても構いません。
注意事項
DROP OPERATOR 文は
Postgres の拡張言語です。
演算子を作成するには
CREATE OPERATOR を参照して下さい。
削除された演算子に依存するアクセスメソッドと演算子クラスを
削除するのはユーザの責任です。
使用法
int4 に対するベキ乗演算子 a^n
を削除するには次のようにします：
DROP OPERATOR ^ (int4, int4);
ブール値に対する左単項否定演算子 (b !) を
削除するには次のようにします：
DROP OPERATOR ! (none, bool);
int4 に対する右単項階乗演算子
(! i) を削除するには次のようにします：
DROP OPERATOR ! (int4, none);
互換性
SQL92
SQL92 に DROP OPERATOR は
ありません。