initlocation

Name

initlocation  --  二次的 Postgres データベース格納領域 を作成する。

Synopsis

initlocation directory
  

入力

directory

Unix ファイルシステム上のどこに別のデータベースの格納を予定す るのかを指定します。

出力

initlocation は指定した場所にディレクト リを作成します。

説明

initlocationPostgres の二次的データベース格納 領域を新規に作成します。 どのように二次的データベース格納領域を管理するのかについては CREATE DATABASE の記述を参照して下さい。 引数がスラッシュを含まない、または、パスとして無効な場合、そ の引数は環境変数であると仮定され、参照されます。 節末の例を参照して下さい。

このコマンドを使用するには、データベーススーパユーザとして (例えば、'su' を使用して) ログインしなければなりません。

使用法

環境変数を使用して、別の場所にデータベースを作成します。

$ export PGDATA2=/opt/postgres/data
postmaster が $PGDATA2 環境変数を理解するように、 postmaster を起動、停止して下さい。 postmaster がその起動の度に $PGDATA2 を理解するようにシステ ムを設定しなければなりません。
$ initlocation PGDATA2
$ createdb -D 'PGDATA2' 'testdb' 

別の方法として、絶対パス指定を考えた場合、以下のように書くこ とができます。

$ initlocation /opt/postgres/data
$ createdb -D '/opt/postgres/data/testdb' testdb