pgaccess は Postgres 用の、テーブル操作及び修正、 問い合わせ、シーケンス、関数の定義を行なうことができるグラフィ カルインタフェースを提供します。
これ以外にも tcl による Postgres にアクセスする方法には、 pgtclsh や pgtksh の使用があります。
pgaccess は以下を行なうことができます。
ホスト、ポート、ユーザ名、パスワードの指定による任意のデータ ベースを開くこと。
VACUUM の実行。
好みの設定を ~/.pgaccessrc ファイルに保存す ること。
テーブルに対して、pgaccess は以下を 行なうことができます。
複数のテーブルを開き、最大 n(変更可能) レコード分の内容を表示 すること。
垂直グリッド線をドラッグすることによる列のサイズ変更。
セル内でのテキストの改行。
編集時に行の高さを動的に調整すること。
テーブル毎にテーブルのレイアウトを保存すること。
外部ファイル(SDF, CSV)からのインポート、及び、外部ファイ ル(SDF, CSV)へのエクスポート。
フィルタ機能の利用。price>3.14 といったフィルタを入力します。
ソート順の指定。手作業でソートフィールド(複数可)を入力します。
その場での編集。変更対象のテキストをダブルクリックします。
レコードの削除。対象レコードを選択し、Del キーを押します。
新規レコードの追加。右ボタンのクリックで新規行を保存します。
補助機能付きのテーブル作成。
テーブルの名前変更、及び、削除 (廃棄)
テーブルに関する、所有者、フィールド情報、インデックス を含む、情報の取り出し。
問い合わせに対して、pgaccess は以下を 行なうことができます。
ユーザ定義問い合わせ の定義、編集、保存。
表示レイアウトの保存。
ビューとして問い合わせを保存すること。
ユーザ入力をオプションとして持つ問い合わせの実行。例えば、
select * from invoices where year=[parameter "Year of selection"]
任意の select 問い合わせ結果の表示。
アクション問い合わせ(insert, update, delete) の実行。
ドラッグ & ドロップのサポート、及び、テーブル別名機能 をもった可視的な問い合わせビルダを使用した問い合わせの作成。
シーケンスに対して、pgaccess は 以下を行なうことができます。
新しいインスタンスの定義。
既存インスタンスの検査。
削除。
ビューに対して、pgaccess は 以下を行なうことができます。
問い合わせをビューとして保存することによるビューの定義。
フィルタ、ソート機能付きのビューの表示。
新規ビューの設計。
既存のビューの削除(廃棄)。
関数に対して、pgaccess は 以下を行なうことができます。
定義。
検査。
削除。
レポートに対して、pgaccess は 以下を行なうことができます。
テーブルから簡単なレポートを生成すること。(ベータ段階です。)
フィールドやラベル用のフォントのサイズ及びスタイルの変更。
データベースからのレポートの読込み、及び、レポートの保存。
テーブルのプレビュー、及び、postscript によるサンプルの印刷。
フォームに対して、pgaccess は 以下を行なうことができます。
ユーザ定義フォームを開くこと。
フォーム設計モジュールの使用。
問い合わせウィジェットを使用したレコードセットへのアクセス。
スクリプトに対して、pgaccess は 以下を行なうことができます。
定義。
変更。
ユーザ定義スクリプトの呼出し。