他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

第 48章GiSTインデックス

目次
48.1. 序文
48.2. 拡張可能
48.3. 実装
48.4. 制限
48.5.

48.1. 序文

GiSTは汎用検索ツリー(Generalized Search Tree)を表します。 これは、均衡な、ツリー構造のアクセスメソッドで、任意のインデックススキーマを実装する基本的なテンプレートとして動作します。 B+-trees、R-treesや他多くのインデックススキーマをGiSTで実装することができます。

GiSTの利点の1つは、データベースの専門家ではなく、データ型分野の専門家によって、適切なアクセスメソッドで独自のデータ型を開発することができることです。

ここで示す情報の一部は、 バークレイ、カリフォルニア大学GiST インデックスプロジェクトのWebサイトや、Marcel Kornackerの論文Access Methods for Next-Generation Database Systemsから派生したものです。 PostgreSQLにおけるGiSTの実装は、主に、Teodor SigaevとOleg Bartunovによって保守されています。 ですので、彼らのWebサイトhttp://www.sai.msu.su/~megera/postgres/gist/にも多くの情報があります。