他のバージョンの文書 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

34.48. usage_privileges

usage_privilegesビューは、現在有効なロールに、もしくは現在有効なロールによって与えられた、各種オブジェクト上のUSAGE権限を識別します。 これは今のところ、PostgreSQLではドメイン、外部データラッパ、および外部サーバに適用します。 オブジェクトと許可を与えた者、許可を受けた者の組み合わせごとに1行があります。

PostgreSQLでは、ドメインは実際の権限を所有しませんので、このビューは全てのドメインに対して所有者からPUBLICに与えられた暗黙の付与できないUSAGE権限を示します。 しかし、その他のオブジェクトの種類は実際の権限を示します。

表 34-46. usage_privilegesの列

名前データ型説明
grantorsql_identifier権限を付与されたロール名
granteesql_identifier権限がそれに与えられたロール名
object_catalogsql_identifierオブジェクトを持つデータベースの名前です(常に現在のデータベースです)。
object_schemasql_identifier適用されるオブジェクトを持つスキーマの名前。そうでなければ空文字列
object_namesql_identifierオブジェクトの名前です。
object_typecharacter_dataDOMAINまたはFOREIGN DATA WRAPPERまたはFOREIGN SERVER
privilege_typecharacter_data常にUSAGEです。
is_grantableyes_or_no権限が付与可能であればYES、そうでなければNO