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SHOW

名前

SHOW -- 実行時パラメータの値を表示する

概要

SHOW name
SHOW ALL

説明

SHOWは、実行時パラメータの現在の設定を表示します。 これらの変数は、SET文、postgresql.confの編集、PGOPTIONS環境変数(libpqあるいはlibpqを使用したアプリケーションの使用時)、または、postgresサーバの始動時のコマンドラインフラグで設定することができます。 詳細は第18章を参照してください。

パラメータ

name

実行時パラメータの名前です。 利用可能なパラメータは第18章SETマニュアルページに記載されています。 さらに、表示のみ可能で、変更できない次のようなパラメータがあります。

SERVER_VERSION

サーバのバージョン番号を示します。

SERVER_ENCODING

サーバ側の文字セット符号化方式を表示します。 現時点では、符号化方式はデータベース作成時に決定されるため、このパラメータは表示のみ可能で、変更することができません。

LC_COLLATE

データベースの照合(テキストの順序付け)についてのロケール設定を示します。 現時点では、この設定はデータベース作成時に決定されるため、このパラメータは表示のみ可能で、変更することができません。

LC_CTYPE

文字分類についてのデータベースのロケール設定を表示します。 現時点では、この設定はデータベース作成時に決定されるため、このパラメータは表示のみ可能で、変更することができません。

IS_SUPERUSER

現在のロールがスーパーユーザ権限を持つ場合は真になります。

ALL

全ての設定パラメータの値とその説明を表示します。

注釈

current_setting関数は同等の出力を生成します。 項9.26を参照してください。 また、pg_settingsシステムビューは同じ情報を生成します。

DateStyleパラメータの現在の設定を表示します。

SHOW DateStyle;
 DateStyle
-----------
 ISO, MDY
(1 row)

geqoパラメータの現在の設定を表示します。

SHOW geqo;
 geqo
------
 on
(1 row)

全設定を表示します。

SHOW ALL;
            name         | setting |                description                                                          
-------------------------+---------+-------------------------------------------------
 allow_system_table_mods | off     | Allows modifications of the structure of ...
    .
    .
    .
 xmloption               | content | Sets whether XML data in implicit parsing ...
 zero_damaged_pages      | off     | Continues processing past damaged page headers.
(196 rows)

互換性

SHOWコマンドはPostgreSQLの拡張です。

関連項目

SET, RESET