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PostgreSQL 8.3RC2 公開

by Hiroki Kataoka last modified 2008-02-05 04:18

PostgreSQL Global Development Groupによって、まもなく正式リリースを予定している最新のPostgreSQLであるバージョン8.3のRC2(リリース候補2)が公開されました。

PostgreSQL 8.3は過去最大規模ともいえるアップデートであり、非常に多くの改良が行われました。一足早く8.3の性能や機能を検証したい方は8.3RC2をダウンロードしてお試しいただけます。なおテスト結果やご意見等をフィードバックされる場合は、大変お手数ですが本家PostgreSQL Global Development Groupのバグレポートフォームへ英語でご記入をお願いいたします。

PostgreSQL 8.3の主な改良内容

下記にPostgreSQL 8.3のアップデート内容のうち、代表的なものをピックアップします。

新機能と改良

  • XML型、ENUM型
    新しいデータ型とそれらを扱う関数群が追加されました。
  • 更新可能カーソル
  • ログと統計情報の改良
    より多くの有用な情報が取得可能になりました。統計情報を取得する際に見られた性能劣化も解消されました。
  • 自動バキュームの改良
    多数の改良によって自動バキュームに任せられるシチュエーションが広がりました。よってデフォルトで自動バキュームがオンになりました(今まではWindows版でのみオンでした)。
  • JIS X 0213(JIS2004)文字セット
    Windows Vistaとの相互運用が便利になります。
  • tsearch2(全文検索機能)
    全文検索機能のアドオンモジュールであるtsearch2が、PostgreSQL本体に標準搭載されました。

性能向上

  • 非同期コミット
    小規模のトランザクションが多数走る環境で性能向上が可能になりました。
  • スムースチェックポイント
    問い合わせに対するレスポンスタイムのばらつきを解消しました。
  • Heap only Tuple
    UPDATEの性能向上と、バキュームの必要性を軽減しました。
  • Just-in-Time バックグラウンドライタ
    パフォーマンスとレスポンスタイムが向上しています。
  • 同期シーケンシャルスキャン

PostgreSQL 8.3RC2の入手方法

本家PostgreSQL Global Development Groupのベータテストページに、8.3RC2のすべての情報が集約されています。

注意事項

PostgreSQL 8.3RC2は正式リリースに向けた最後のテストバージョンですから非常に安定していますが、大きなバグが潜んでいるかもしれません。また8.3RC2から8.3(正式リリース版)にアップグレードする際に、データベースのダンプ/リストアが必要になる可能性があります。あらかじめご了承の上で、PostgreSQL 8.3RC1をお試しください。

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