実際に使われる色は環境変数PG_COLORS(複数形であることに注意)を使って設定されます。
この値はコロン区切りののリストです。
キー(key)はどこに色が使われるかを示します。
値(value)はSGR(Select Graphic Rendition)の記述で、ターミナルにより解釈されます。
key=value
現在、以下のキーが使われています。
errorエラーメッセージでテキスト「error」を強調するのに使われます
warning警告メッセージでテキスト「warning」を強調するのに使われます
noteメッセージでテキスト「detail」と「hint」を強調するのに使われます
locusメッセージで位置情報を強調するのに使われます(例えば、プログラム名やファイル名)
デフォルト値はerror=01;31:warning=01;35:note=01;36:locus=01です(01;31 = 太字の赤、01;35 = 太字のマゼンタ、01;36 = 太字のシアン、01 = 太字のデフォルト色)。
この色指定書式は、GCC、GNU coreutils、および、GNU grepなど、他のソフトウェアパッケージでも使われています。