リリース日: 2007-01-08
このリリースは8.1.5の各種不具合を修正したものです。 8.1メジャーリリースにおける新機能についてはE.246を参照してください。
8.1.Xからの移行ではダンプ/リストアは不要です。 しかしながら、8.1.2より前のバージョンからアップグレードする場合は、E.244を参照してください。
AIXにおけるgetaddrinfo()
の扱いを改良しました。(Tom)
これは、特に統計情報コレクタの起動に関する問題を修正するものです。
コメント付きのラージオブジェクト(blobs)を含むtar書式のバックアップを扱うようpg_restoreを修正しました。(Tom)
VACUUM
における「親キーの再検索に失敗する」エラーを修正しました。(Tom)
サーバ再起動時にpg_internal.init
キャッシュファイルを初期化するようにしました。(Simon)
PITR復旧後にキャッシュファイル内におかしなデータが存在する危険を防ぎます。
VACUUM
によるギガバイト境界を跨る大規模なリレーションの切り詰めにおける競合状態を修正しました。(Tom)
行レベルロックにおける不要なデッドロックエラーが発生する不具合を修正しました。(Tom)
数ギガバイトのハッシュインデックスに影響する不具合を修正しました。(Tom)
Windowsのシグナル処理におけるデッドロックの可能性を修正しました。(Teodor)
複数の空要素からなるARRAY[]
生成時の不具合を修正しました。(Tom)
ECPGにおける接続時のメモリリークを修正しました。(Michael)
macOS (Darwin)のコンパイルを修正しました。(Tom)
新しくinitdbを行ったインストレーションでは、to_number()
とto_char(numeric)
がIMMUTABLE
ではなくSTABLE
になりました。(Tom)
これは、lc_numeric
がこれらの関数の出力を変更する可能性があるためです。
括弧を使用した正規表現を使用するインデックスを改良しました。(Tom)
この改良により、psql \d
の性能も向上しました。
時間帯データベースを更新しました。
具体的にはこれは、オーストラリアおよびカナダの夏時間規則に影響します。