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20.11. RADIUS認証

この認証方法は、RADIUSをパスワード検証として使用するという点を除いてpasswordと似た動作をします。 RADIUSはユーザ名/パスワードの組のみを検証するために使用されます。 よってユーザはRADIUSが認証に使用される以前にデータベースにすでに存在していなければいけません。

RADIUS認証を使用する場合に、設定されたRADIUSサーバにアクセスリクエストメッセージが送信されます。 このリクエストはAuthenticate Onlyの形式になり、ユーザ名, (暗号化された)パスワードNAS識別子を含んでいます。 リクエストはサーバと共有している秘密を用いて暗号化されます。 RADIUSサーバは、このサーバに対してAccess AcceptもしくはAccess Rejectを返します。 RADIUSアカウントのサポートはありません。

複数のRADIUSサーバを指定することができ、その場合には各々が順に試行されます。 サーバから負の応答があると、認証は失敗します。 サーバから応答がない場合は、リスト内の次のサーバが試されます。 複数のサーバを指定するには、サーバ名を引用符の中に入れ、各々をカンマで区切ってください。 複数のサーバが指定されると、他のすべてのRADIUSオプションもカンマで区切って指定することが可能で、それぞれ各々のサーバに対して適用されます。 オプションは単一の値としても指定でき、その場合にはこの値がすべてのサーバに対して適用されます。

RADIUSのために次の設定オプションがサポートされています。

radiusservers

接続するRADIUSサーバの名称もしくはIPアドレス。 このパラメータは必須です。

radiussecrets

RADIUSサーバと安全なやり取りに使用される共有の秘密データ。 これはPostgreSQLとRADIUSサーバにおいて厳密に同じ値にする必要があります。 少なくとも16文字以上の文字列が推奨されます。 このパラメータは必須です。

注記

使用されている暗号化ベクターはPostgreSQLOpenSSLをサポートするよう構築している場合にのみ暗号論的に強力です。 他の場合にはRADIUSサーバへの伝送は難読化されているだけで安全ではなく、必要ならば外部のセキュリティ方法を適用すべきです。

radiusports

接続するRADIUSサーバのポート番号。 もしポート番号が指定されていない場合は、デフォルトポートである1812が使用されます。

radiusidentifiers

RADIUSリクエスト内でNAS Identifierとして使用されている文字列。 ユーザがどのデータベースユーザに対して認証しようとしているか、RADIUSサーバにおいてポリシーを一致させるために何が使用されるか、 を識別するために、このパラメータは2番目のパラメータとして使用されます。 もし識別子が指定されていない場合は、デフォルトのpostgresqlが使用されます。