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44.10. トランザクション制御

トップレベル、あるいは、トップレベルから呼ばれた無名コードブロック(DOコマンド)から呼ばれたプロシージャでは、トランザクション制御が可能です。 現在のトランザクションをコミットするには、commitコマンドを呼びます。 現在のトランザクションをロールバックするには、rollbackコマンドを呼びます。 (SQLコマンドのCOMMITROLLBACKspi_execなどを通して実行することはできない点に注意してください。前述の関数を使って行う必要があります。) トランザクションが終了した後、新たなトランザクションが自動的に開始されますので、開始するための別途のコマンドはありません。

以下に例を示します。

CREATE PROCEDURE transaction_test1()
LANGUAGE pltcl
AS $$
for {set i 0} {$i < 10} {incr i} {
    spi_exec "INSERT INTO test1 (a) VALUES ($i)"
    if {$i % 2 == 0} {
        commit
    } else {
        rollback
    }
}
$$;

CALL transaction_test1();

明示的なサブトランザクションの中ではトランザクションを終了することはできません。