トップレベル、あるいは、トップレベルから呼ばれた無名コードブロック(DO
コマンド)から呼ばれたプロシージャでは、トランザクション制御が可能です。
現在のトランザクションをコミットするには、commit
コマンドを呼びます。
現在のトランザクションをロールバックするには、rollback
コマンドを呼びます。
(SQLコマンドのCOMMIT
やROLLBACK
をspi_exec
などを通して実行することはできない点に注意してください。前述の関数を使って行う必要があります。)
トランザクションが終了した後、新たなトランザクションが自動的に開始されますので、開始するための別途のコマンドはありません。
以下に例を示します。
CREATE PROCEDURE transaction_test1() LANGUAGE pltcl AS $$ for {set i 0} {$i < 10} {incr i} { spi_exec "INSERT INTO test1 (a) VALUES ($i)" if {$i % 2 == 0} { commit } else { rollback } } $$; CALL transaction_test1();
明示的なサブトランザクションの中ではトランザクションを終了することはできません。