SHOW — 実行時パラメータの値を表示する
SHOW name
SHOW ALL
SHOW
は、実行時パラメータの現在の設定を表示します。
これらの変数は、SET
文、postgresql.conf
設定ファイルの編集、環境変数PGOPTIONS
(libpqの使用時、あるいはlibpqを使用したアプリケーションの使用時)、または、postgres
サーバの始動時のコマンドラインフラグで設定することができます。
詳細は第19章を参照してください。
name
実行時パラメータの名前です。 利用可能なパラメータは第19章とSETマニュアルページに記載されています。 さらに、表示のみ可能で、変更できない次のようなパラメータがあります。
SERVER_VERSION
サーバのバージョン番号を示します。
SERVER_ENCODING
サーバ側の文字セット符号化方式を表示します。 現時点では、符号化方式はデータベース作成時に決定されるため、このパラメータは表示のみ可能で、変更することができません。
LC_COLLATE
照合(テキストの順序付け)についてのデータベースのロケール設定を示します。 現時点では、この設定はデータベース作成時に決定されるため、このパラメータは表示のみ可能で、変更することができません。
LC_CTYPE
文字分類についてのデータベースのロケール設定を表示します。 現時点では、この設定はデータベース作成時に決定されるため、このパラメータは表示のみ可能で、変更することができません。
IS_SUPERUSER
現在のロールがスーパーユーザ権限を持つ場合は真になります。
ALL
全ての設定パラメータの値とその説明を表示します。
関数current_setting
は同等の出力を生成します。
9.26を参照してください。
また、pg_settings
システムビューは同じ情報を生成します。
パラメータDateStyle
の現在の設定を表示します。
SHOW DateStyle; DateStyle ----------- ISO, MDY (1 row)
パラメータgeqo
の現在の設定を表示します。
SHOW geqo; geqo ------ on (1 row)
全設定を表示します。
SHOW ALL; name | setting | description -------------------------+---------+------------------------------------------------- allow_system_table_mods | off | Allows modifications of the structure of ... . . . xmloption | content | Sets whether XML data in implicit parsing ... zero_damaged_pages | off | Continues processing past damaged page headers. (196 rows)
SHOW
コマンドはPostgreSQLの拡張です。