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20.14. BSD認証

この認証方式は、パスワードを照合するためにBSD認証を使用すること以外はpasswordと同じように動作します。 BSD認証は、ユーザ名/パスワードの組の確認のみに使用されます。 それゆえ、ユーザのロールはBSD認証が認証に使用可能となる前にデータベースに存在していなければいけません。 BSD認証フレームワークは現在OpenBSDでのみ利用可能です。

PostgreSQLでのBSD認証は、auth-postgresqlログイン型を使用し、postgresqlログインクラスがlogin.confにて定義されている場合はそれを使った認証を使用します。 デフォルトでは、そのログインクラスは存在せず、PostgreSQLはデフォルトログインクラスを使用します。

注記

BSD認証を使用するために、PostgreSQLユーザアカウント(サーバを起動しているオペレーティングシステムユーザ)が、まずはauthグループに追加されていなければいけません。 authグループはOpenBSDシステムではデフォルトで存在しています。