DROP OPERATOR FAMILY — 演算子族を削除する
DROP OPERATOR FAMILY [ IF EXISTS ]name
USINGindex_method
[ CASCADE | RESTRICT ]
DROP OPERATOR FAMILY
は既存の演算子族を削除します。
このコマンドを実行するためには、その演算子族の所有者でなければなりません。
DROP OPERATOR FAMILY
には、その演算子族に含まれるすべての演算子クラスの削除も含まれています。
しかし、演算子族から参照される演算子や関数はまったく削除されません。
この演算子族内の演算子クラスに依存するインデックスが存在する場合、削除を完了させるためにはCASCADE
を指定しなければなりません。
IF EXISTS
演算子族が存在しない場合にエラーとしません。 この場合注意メッセージが表示されます。
name
既存の演算子族の名前(スキーマ修飾可)です。
index_method
演算子族が対象とするインデックスアクセスメソッドの名前です。
CASCADE
演算子族に依存するオブジェクトを自動的に削除し、さらにそれらのオブジェクトに依存するすべてのオブジェクトも削除します(5.14参照)。
RESTRICT
何らかのオブジェクトが演算子族に依存している場合、削除を中止します。 これがデフォルトです。
B-tree演算子族float_ops
を削除します。
DROP OPERATOR FAMILY float_ops USING btree;
この演算子族内の演算子クラスを使用するインデックスが存在する場合、このコマンドは失敗します。
演算子族に関連するこうしたインデックスも削除する場合はCASCADE
を付けてください。
標準SQLにはDROP OPERATOR FAMILY
文はありません。