本節ではPostgreSQLのバックエンドがどのようにしてBKIファイルを解釈するのかを説明します。
例としてpostgres.bki
ファイルが手元にあると、説明が一層理解しやすくなるでしょう。
BKIの入力は一連のコマンドで構成されます。 コマンドはいくつものトークンから構成されていて、コマンドの構文に依存しています。 トークンは通常空白で分離されていますが、どちらとも解釈されるような曖昧性がなければ必要性ありません。 特別なコマンド区切り文字はありません。 したがって、構文上その前のコマンドに属すことができない次のトークンは新たなコマンドとなります (通常、わかりやすくするために、新しいコマンドは新しい行に記述します)。 トークンはある一定のキーワードや特別な文字(括弧やカンマなど)、数字、二重引用符で囲まれた文字列などが使用できます。 大文字/小文字は全て区別されます。
#
で始まる行は無視されます。