他のバージョンの文書 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

64.1. はじめに

PostgreSQLは、標準的なbtree(multi-way balanced tree)インデックスデータ構造を実装しています。 明確に定義された線形順にソート可能なデータ型は、すべてbtreeインデックスで索引付できます。 唯一の制限は、一つのインデックスエントリが(適用可能であれば、TOAST圧縮後)ページの約1/3を超えられないことです。

btree演算子クラスはそのデータ型がソート順を持つことが必要なので、btree演算子クラス(実際には演算子族)は、PostgreSQLの一般的表現として、およびソートセマンティクスを理解するものとして利用されてきました。 ですから、単にbtreeインデックスをサポートするだけに必要なもの以上の機能と、btree AMが使用するものからはかけ離れたシステムの部品を備えなければなりません。