DO — 無名コードブロックを実行します。
DO [ LANGUAGElang_name
]code
DO
は無名コードブロック、言い換えると、手続き言語内の一時的な無名関数を実行します。
コードブロックはあたかもパラメータを取らずにvoid
を返す関数の本体かのように扱われます。
これは解析され、一回実行されます。
LANGUAGE
句をコードブロックの前または後ろにつけることができます。
code
実行される手続き言語のコードです。
これは、CREATE FUNCTION
の場合と同様、文字列リテラルとして指定しなければなりません。
ドル記号による引用符付けの使用を勧めます。
lang_name
コードの作成に使用する手続き言語の名前です。
省略時のデフォルトはplpgsql
です。
使用される手続き言語は、CREATE EXTENSION
を使用して現在のデータベースにインストール済みでなければなりません。
plpgsql
はデフォルトでインストールされますが、他の言語はインストールされません。
ユーザは手続き言語に対するUSAGE
権限を持たなければなりません。
また、言語が信用できない場合はスーパーユーザでなければなりません。
これは、その言語における関数作成に必要な権限と同じです。
DO
がトランザクションブロック内で実行された場合、プロシージャコードはトランザクション制御文を実行できません。
DO
が自身のトランザクション内で実行された場合にのみ、トランザクション制御文は認められます。
スキーマpublic
内のすべてのビューに対するすべての権限をロールwebuser
に付与します。
DO $$DECLARE r record; BEGIN FOR r IN SELECT table_schema, table_name FROM information_schema.tables WHERE table_type = 'VIEW' AND table_schema = 'public' LOOP EXECUTE 'GRANT ALL ON ' || quote_ident(r.table_schema) || '.' || quote_ident(r.table_name) || ' TO webuser'; END LOOP; END$$;
標準SQLにはDO
文はありません。