他のバージョンの文書 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

第76章 バックアップマニフェスト書式

目次

76.1. バックアップマニフェストの最上位レベルオブジェクト
76.2. バックアップマニフェストのファイルオブジェクト
76.3. バックアップマニフェストのWAL範囲オブジェクト

pg_basebackupで生成されるバックアップマニフェストはpg_verifybackupを用いてバックアップを検証できるようにすることを主目的としています。 しかしながら、他のツールでバックアップマニフェストファイルを読んで中に含まれる情報を独自の目的に利用することも可能です。 そのために、本章ではバックアップマニフェストファイルの書式を説明します。

バックアップマニフェストはUTF-8でエンコードされたJSONドキュメントです。 (一般にJSONドキュメントはユニコードであることを必要としますが、PostgreSQLはjsonおよびjsonbデータ型にサポートされる全てのサーバエンコーディングを用いることを許しています。バックアップマニフェストに同様の例外はありません。) このJSONドキュメントは常に単一オブジェクトです。オブジェクトにあるキーについて、次章で説明します。