★PostgreSQLカンファレンス2024 12月6日開催/チケット販売中★
他のバージョンの文書 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

DECLARE

DECLARE — カーソルを定義します。

概要

DECLARE cursor_name [ BINARY ] [ ASENSITIVE | INSENSITIVE ] [ [ NO ] SCROLL ] CURSOR [ { WITH | WITHOUT } HOLD ] FOR prepared_name
DECLARE cursor_name [ BINARY ] [ ASENSITIVE | INSENSITIVE ] [ [ NO ] SCROLL ] CURSOR [ { WITH | WITHOUT } HOLD ] FOR query

説明

DECLAREは、プリペアド文の結果セット全体を繰り返し処理するカーソルを宣言します。 このコマンドは直接的なDECLARESQLコマンドとは多少異なる意味を持ちます。 こちらは問い合わせを実行し、取り出し用の結果セットの準備を行いますが、埋め込みSQLコマンドでは、問い合わせの結果セット全体を繰り返すループ変数の名前を宣言するだけです。 実際の実行はOPENコマンドでカーソルが開いた時に起こります。

パラメータ

cursor_name

カーソル名です。 大文字小文字を区別します。 これはSQL識別子またはホスト変数とすることができます。

prepared_name

プリペアド問い合わせの名前です。 SQL識別子またはホスト変数のいずれかです。

query

このカーソルで返される行を供給するSELECTまたはVALUESコマンドです。

カーソルオプションの意味についてはDECLAREを参照してください。

以下に問い合わせ用のカーソルを宣言する例を示します。

EXEC SQL DECLARE C CURSOR FOR SELECT * FROM My_Table;
EXEC SQL DECLARE C CURSOR FOR SELECT Item1 FROM T;
EXEC SQL DECLARE cur1 CURSOR FOR SELECT version();

プリペアド文用のカーソルを宣言する例を示します。

EXEC SQL PREPARE stmt1 AS SELECT version();
EXEC SQL DECLARE cur1 CURSOR FOR stmt1;

互換性

DECLAREは標準SQLで規定されています。

関連項目

OPEN, CLOSE, DECLARE