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DECLARE STATEMENT

DECLARE STATEMENT — SQL文識別子を宣言する

概要

EXEC SQL [ AT connection_name ] DECLARE statement_name STATEMENT

説明

DECLARE STATEMENTはSQL文識別子を宣言します。 SQL文識別子は接続と関連させることができます。 識別子が動的SQL文で使われれば、文は関連する接続を使って実行されます。 宣言の名前空間はプリプロセスの単位であり、同じSQL文識別子の複数回の宣言は認められていません。 プリプロセッサがInformix互換モードで動作していて、SQL文が宣言されているのなら、"database"はカーソル名として使えないことに注意してください。

パラメータ

connection_name #

CONNECTコマンドにより確立されたデータベース接続名。

AT句は省略可能ですが、そのような文は意味がありません。

statement_name #

SQL文識別子の名前で、SQL識別子かホスト変数のいずれかです。

注釈

宣言が物理的に動的文の上に置かれた場合にのみ、この関連は有効です。

EXEC SQL CONNECT TO postgres AS con1;
EXEC SQL AT con1 DECLARE sql_stmt STATEMENT;
EXEC SQL DECLARE cursor_name CURSOR FOR sql_stmt;
EXEC SQL PREPARE sql_stmt FROM :dyn_string;
EXEC SQL OPEN cursor_name;
EXEC SQL FETCH cursor_name INTO :column1;
EXEC SQL CLOSE cursor_name;

互換性

DECLARE STATEMENTは標準SQLの拡張ですが、有名なDBMSは利用できます。

関連項目

CONNECT, DECLARE, OPEN