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第49章 アーカイブモジュール

目次

49.1. 初期化関数
49.2. アーカイブモジュールコールバック
49.2.1. スタートアップコールバック
49.2.2. チェックコールバック
49.2.3. アーカイブコールバック
49.2.4. シャットダウンコールバック

PostgreSQLは、継続的アーカイブのためのカスタムモジュールを作成するためのインフラストラクチャを提供します(25.3を参照)。 シェルコマンド(すなわちarchive_command)によるアーカイブは非常に簡単ですが、カスタムアーカイブモジュールはしばしば非常に堅牢でパフォーマンスが高いでしょう。

カスタムarchive_libraryが設定されている場合、PostgreSQLは完了したWALファイルをモジュールに送信します。 サーバは、モジュールがファイルが正常にアーカイブされたことを示すまで、これらのWALファイルの再利用や削除を回避します。 各WALファイルをどうするかは最終的にモジュール次第ですが、25.3.1には多くの推奨事項が記載されています。

アーカイブモジュールは、少なくとも初期化関数(49.1を参照)と必要なコールバック(49.2を参照)で構成されている必要があります。 しかし、アーカイブモジュールはさらに多くのこと(GUCの宣言やバックグラウンドワーカーの登録など)も許可されています。

contrib/basic_archiveモジュールには、いくつかの有用なテクニックを示す実用的な例が含まれています。