PostgreSQLには、UUIDを生成するための関数が1つあります。
gen_random_uuid
() →uuid
この関数はバージョン4(ランダム)UUIDを返します。 これはUUIDのもっとも一般的な使い方で、大抵のアプリケーションに適しています。
uuid-osspモジュールはUUID生成のための他の標準アルゴリズムを実装した追加の関数を提供します。
また、UUID からデータを抽出する関数もあります。
uuid_extract_timestamp
(uuid) →timestamp with time zone
この関数はUUIDバージョン1からtimestamp with time zone
を抽出します。
他のバージョンでは、この関数はNULLを返します。
抽出されたタイムスタンプは必ずしもUUIDが生成された時間と正確に同じではありません。これはUUIDが生成された実装に依存します。
uuid_extract_version
(uuid) →smallint
この関数は、RFC 4122に記述されている種類のUUIDからバージョンを抽出します。
他の種類については、この関数はNULLを返します。
例えば、gen_random_uuid
によって生成されたUUIDに対して、この関数は4を返します。
PostgreSQLは表 9.1で示すUUIDのための通常の比較演算子を提供しています。