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5.2. ドライバの使用

5.2.1. JDBC のインポート

JDBC を使う全てのソースでは、java.sql パッケージをインポートする必要があります。 次のように使います。

import java.sql.*;

Important: org.postgresql パッケージをインポートしないでください。 そうした場合、javac が混乱してしまい、ソースをコンパイルすることができません。

5.2.2. ドライバの読み込み

データベースに接続する前に、ドライバを読み込む必要があります。 2 つの方法があり、どちらが最適なのかは作成するコードに依存します。

第一の方法は、コードの中で明示的に Class.forName() メソッドを使ってドライバを読み込みます。 PostgreSQL の場合は、次のように記述します。

Class.forName("org.postgresql.Driver");

これでドライバが読み込まれます。 読み込まれると、ドライバは自動的に自分自身を JDBC に登録します。

Note: ドライバが利用できない場合に、forName() メソッドは ClassNotFoundException の例外を発生します。

これは最も一般的に使われる方法ですが、そのコードは PostgreSQL だけでしか使えなくなります。 今後、他のデータベースにアクセスする可能性があり、また、PostgreSQL 固有の拡張機能を使用しないのならば、次に紹介する 2 番目の方法を勧めます。

二番目の方法は、-D オプションを使用して、ドライバをパラメータとして JVM の起動時に渡すことです。 例を以下に示します。

java -Djdbc.drivers=org.postgresql.Driver example.ImageViewer

この例では、JVM はその初期化段階の一部としてドライバの読み込みを試みます。 読み込みが完了したところで、ImageViewer が起動します。

さて、コードをコンパイルし直すことなく他のデータベースパッケージにも使うことができますので、この方法は最初の方法よりも優れています。 唯一の変更点は接続のための URL だけです。 これについては、次節で説明します。

最後に注意点ですが、コード内で Connection を開こうとしたときに、利用できるドライバがない (No driver available) という SQL の例外 (SQLException) が発生した場合、たいていはドライバがクラスパスにないこと、もしくはパラメータの値が正しくないことが原因です。

5.2.3. データベースへの接続

JDBC を使用する場合、データベースは URL(Uniform Resource Locator)で表されます。 PostgreSQLでは次の形式のどれかになります。

ただし、

host

サーバのホスト名。 デフォルトは localhost です。

port

サーバが監視しているポート番号。 デフォルトは PostgreSQL の標準的なポート番号(5432)です。

database

データベース名を指定します。

接続するために、JDBC から Connection のインスタンスを取得しなければなりません。 これには、次のように DriverManager.getConnection() メソッドを使います。

Connection db = DriverManager.getConnection(url, username, password);

5.2.4. 接続を閉じる

データベースへの接続を閉じるためには、単に Connectionclose() メソッドを呼びます。

db.close();