PostgreSQL 9.1.5文書 | ||||
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PostgreSQL サーバをスタンバイとして起動するかどうかを指定します。 このパラメータが on の場合、サーバはアーカイブWALファイルの最後に到達してもリカバリを終了せず、restore_command の実行、および/あるいは、 primary_conninfo で指定されたプライマリサーバへ接続することによって、新しいWALセグメントの取得を継続しようとします。
スタンバイサーバがプライマリサーバに接続するための接続文字列を指定します。
この文字列は、項31.1 で説明されている libpq の PQconnectdb
関数が受け入れる書式で記述されます。
この文字列に何のオプションも指定されていない場合、これに対応する環境変数 (項31.13 参照) が確認されます。
もし、環境変数も設定されていない場合、デフォルトの値が使われます。
接続文字列では、プライマリサーバのホスト名(またはアドレス)、スタンバイサーバのデフォルトと異なるのであればポート番号も指定する必要があります。 また、プライマリサーバ上で REPLICATION と LOGIN の権限を保有するロールのユーザを指定しなければなりません (項25.2.5.1 参照)。 プライマリサーバが要求するのであれば、パスワードも記述される必要があります。 パスワードは primary_conninfo に記述することもできますし、スタンバイサーバ上の分離されたファイル ~/.pgpass に記述することもできます (データベース名には replication を使います)。 primary_conninfo 文字列の中には、データベース名を指定しないでください。
standby_mode が off になっている場合、この設定は何の影響も持ちません。
スタンバイサーバにおいて、リカバリの完了を示すトリガファイルを指定します。 もしこの値が設定されていない場合、pg_ctl promoteを使ってスタンバイサーバを昇格させることができます。 standby_mode が off の時には、この設定は何の影響も持ちません。