PostgreSQL 9.2.4文書 | ||||
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pg_rangeカタログは、範囲型についての情報を保存します。 これはpg_type内の型のエントリに追加されます。
表 45-36. pg_rangeの列
名前 | 型 | 参照先 | 説明 |
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rngtypid | oid | pg_type.oid | 範囲型のOID |
rngsubtype | oid | pg_type.oid | この範囲型の要素型(派生元型)のOID |
rngcollation | oid | pg_collation.oid | 範囲比較のために使用される照合のOID。何もない場合はゼロです。 |
rngsubopc | oid | pg_opclass.oid | 範囲比較のために使用される派生元型の演算子クラスのOID |
rngcanonical | regproc | pg_proc.oid | 範囲型を標準型に変換する関数のOID。何もない場合はゼロです。 |
rngsubdiff | regproc | pg_proc.oid | 2つの要素値の間の違いをdouble precisionとして返す関数のOID、なければゼロ |
rngsubopc (および、要素型が照合可能である場合はrngcollation)は 範囲型で使用されるソートの順番を決定します。rngcanonicalは要素型が離散的である場合に使用されます。 rngsubdiffは省略可能ですが、範囲型に対するGiSTインデックスの性能を向上するためには提供しなければなりません。