PostgreSQL 9.4.5文書 | |||
---|---|---|---|
前のページ | 上に戻る | 付録 E. リリースノート | 次のページ |
リリース日: リリースされませんでした
このリリースには8.2.7からの各種修正が含まれています。 8.2メジャーリリースにおける新機能については項E.147を参照してください。
8.2.Xからの移行ではダンプ/リストアは不要です。 しかし、8.2.7より前のバージョンからアップグレードする場合は、項E.140を参照してください。
WindowsでUTF-8データベース符号化方式と異なるクライアント符号化方式が使用された場合に発生するERRORDATA_STACK_SIZE exceededのクラッシュを修正しました。(Tom)
新しい列がすべて非NULLに初期化されていることが正しく検査されるようにALTER TABLE ADD COLUMN ... PRIMARY KEYを修正しました。(Brendan Jurd)
これまでのバージョンでは、この必要条件の検査をまったく行っていませんでした。
"同じ"制約を、共通の祖先からその制約を継承する複数の親リレーションから継承する場合に、CREATE TABLEが失敗する可能性を修正しました。(Tom)
UPDATEまたはDELETEの対象テーブルに別名が付与されていたならば、pg_get_ruledef()
がその別名を表示するように修正しました。(Tom)
too many LWLocks takenという結果をもたらす、GINの不具合を修正しました。(Teodor)
破損したデータを伸長する時に潜在するクラッシュを防止します。(Zdenek Kotala)
バックエンドのSIGTERMによる終了が共有メモリを破損したままにする2か所を修正しました。(Tom)
SIGTERMがデータベースクラスタ全体を停止するために使用された場合、どちらも非常に重要ではありません。 しかし、個々のバックエンドにSIGTERMを送信することを試みる場合が問題でした。
キリル語の"Yo"文字(2つのドットを持つeとE)を扱うISO-8859-5と他の符号化方式との間の変換を修正しました。(Sergey Burladyan)
複数のデータ型入力関数、特に、結果に初期化されず予測できない値を含む未使用のバイトを許すarray_in()
を修正しました。(Tom)
これは、2つの明らかに同じリテラル値が等しいとみなされず、結果パーサは一致しないORDER BYおよびDISTINCT式に関して不平をいうといったエラーをもたらします。
正規表現副文字列一致(substring(string from pattern))における境界状態を修正しました。(Tom)
この問題は、パターン全体は一致するが、ユーザが括弧付きの副式を指定し、その副式が一致しなかった時に発生します。 例えば、substring('foo' from 'foo(bar)?')です。 (bar)は一致しませんので、これはNULLを返すべきです。 しかし、間違ってパターン全体が一致(つまりfoo)という結果を返していました。
時間帯データファイルをtzdataリリース2008c(モナコ、イラク、チョイバルサン、パキスタン、シリア、キューバ、アルゼンチン/サンルイスにおける昼時間規則の変更)まで更新しました。
ecpgのPGTYPEStimestamp_sub()
関数からの不正確な結果を修正しました。(Michael)
contrib/tsearch2のtsquery型用の壊れたGiST比較関数を修正しました。(Teodor)
contrib/cube関数に潜在したクラッシュを修正しました。(Tom)
入力問い合わせがNULL値を返す場合のcontrib/xml2のxpath_table()
関数のコアダンプを修正しました。(Tom)
contrib/xml2のmakefileがCFLAGSを上書きしないように修正しました。(Tom)
DatumGetBoolマクロがgcc 4.3でエラーにならないよう修正しました。 (Tom)
この問題は、論理値を返す"古い形式" (V0)のC関数に影響します。 これは8.3ではすでに修正されていましたが、当時なかったバックパッチが必要になりました。