CREATE EVENT TRIGGER name ON event [ WHEN filter_variable IN (filter_value [, ... ]) [ AND ... ] ] EXECUTE PROCEDURE function_name()
CREATE EVENT TRIGGERは新しいイベントトリガを作成します。 指定されたイベントが発生し、トリガに関連するWHEN条件がもしあればそれを満たす場合、トリガ関数が実行されます。 イベントトリガの一般的な紹介については、第37章を参照してください。 イベントトリガを作成したユーザがその所有者となります。
新しいトリガに付ける名前です。 この名前はデータベース内で一意でなければなりません。
指定関数を呼び出すきっかけとなるイベントの名前です。 イベント名の詳細については項37.1を参照してください。
イベントをフィルタするために使用される変数の名前です。 これにより、サポートしている状況の一部に対してのみにトリガの発行を制限することができます。 現在filter_variableでサポートされているものはTAGのみです。
どこでトリガを発行すべきかについて、関連するfilter_variable用の値のリストです。 TAGの場合、これはコマンドタグ(例えば'DROP FUNCTION')のリストを意味します。
引数を取らずevent_trigger型を返すと宣言された、ユーザが提供する関数です。
スーパーユーザのみがイベントトリガを作成することができます。
シングルユーザモード(postgres参照)ではイベントトリガは無効になります。 エラーのあるイベントトリガが原因でデータベースの動作がおかしくなり、トリガを削除することもできない状態になった場合は、シングルユーザモードで再起動してください。 削除できるようになります。
すべてのDDLコマンドの実行を禁じます。
CREATE OR REPLACE FUNCTION abort_any_command() RETURNS event_trigger LANGUAGE plpgsql AS $$ BEGIN RAISE EXCEPTION 'command % is disabled', tg_tag; END; $$; CREATE EVENT TRIGGER abort_ddl ON ddl_command_start EXECUTE PROCEDURE abort_any_command();