CREATE TEXT SEARCH DICTIONARY — 新しいテキスト検索辞書を定義する
CREATE TEXT SEARCH DICTIONARYname
( TEMPLATE =template
[,option
=value
[, ... ]] )
CREATE TEXT SEARCH DICTIONARY
は新しいテキスト検索辞書を作成します。
テキスト検索辞書は、検索の際に何を対象とし、何を対象としないのかについての方法を指定します。
実際に作業を行う関数を指定するテキスト検索テンプレートに、辞書は依存します。
通常辞書は、テンプレートの関数の動作の詳細を制御するいくつかのオプションを提供します。
スキーマ名が指定された場合、テキスト検索辞書は指定されたスキーマ内に作成されます。 そうでなければ、現在のスキーマ内に作成されます。
テキスト検索辞書を定義したユーザが所有者になります。
詳細は12章全文検索を参照してください。
name
作成するテキスト検索辞書の名称です。 名前をスキーマ修飾することができます。
template
この辞書の基本動作を定義するテキスト検索テンプレートの名称です。
option
辞書に対して設定されるテンプレート固有のオプションの名称です。
value
テンプレート固有のオプションで使用される値です。 値が単純な識別子または数値でない場合、引用符で括らなければなりません。 (常に引用符で括ることもできます。)
オプションは任意の順序で指定することができます。
次の例で示すコマンドは、非標準のストップワードのリストを持つ、雪だるま式に増加する辞書を作成します。
CREATE TEXT SEARCH DICTIONARY my_russian ( template = snowball, language = russian, stopwords = myrussian );
標準SQLにはCREATE TEXT SEARCH DICTIONARY
文はありません。