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49.67. pg_prepared_xacts

pg_prepared_xactsビューは、現状で2相コミットのためにプリペアードトランザクションについての情報を表示します(詳細はPREPARE TRANSACTIONを参照してください)。

pg_prepared_xactsは、プリペアードトランザクション毎に1つの行を含みます。 この項目はトランザクションがコミットもしくはロールバックされたときに削除されます。

表49.68 pg_prepared_xactsの列

名前参照先説明
transactionxid  プリペアードトランザクションに対する数値のトランザクション識別子
gidtext  トランザクションに割り当てられたグローバルのトランザクション識別子
preparedtimestamp with time zone  トランザクションがコミットのために準備された時間
ownernamepg_authid.rolname トランザクションを実行したユーザ名
databasenamepg_database.datname トランザクションを実行したデータベース名

pg_prepared_xactsビューにアクセスすると、内部のトランザクション管理データ構造が一時的にロックされます。 そして表示用にコピーが作成されます。 これは、必要以上に長く通常の操作をブロックさせずに、ビューが一貫性のある結果を生成することを保証します。 このビューが頻繁にアクセスされると、データベースの性能になんらかの影響を及ぼします。