他のバージョンの文書 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9.6 | 9.5 | 9.4 | 9.3 | 9.2 | 9.1 | 9.0 | 8.4 | 8.3 | 8.2 | 8.1 | 8.0 | 7.4 | 7.3 | 7.2

ALTER TABLESPACE

ALTER TABLESPACE — テーブル空間の定義を変更する

概要

ALTER TABLESPACE name RENAME TO new_name
ALTER TABLESPACE name OWNER TO { new_owner | CURRENT_USER | SESSION_USER }
ALTER TABLESPACE name SET ( tablespace_option = value [, ... ] )
ALTER TABLESPACE name RESET ( tablespace_option [, ... ] )

説明

ALTER TABLESPACEはテーブル空間の定義を変更するのに使うことができます。

テーブル空間の定義を変更するにはテーブル空間の所有者でなければなりません。 所有者を変更するには、直接または間接的に新しい所有者ロールのメンバでなければなりません。 (スーパーユーザがこれらの権限を自動的に持つことに注意してください。)

パラメータ

name

既存のテーブル空間の名前です。

new_name

テーブル空間の新しい名前です。 pg_から始まる名前は、システムのテーブル空間用に予約されているため使用することができません。

new_owner

テーブル空間の新しい所有者です。

tablespace_option

設定または設定解除するテーブル空間パラメータです。 現時点ではseq_page_costrandom_page_costeffective_io_concurrencyパラメータのみが利用可能です。 特定のテーブル空間にいずれかの値を設定することにより、同一の名前の設定パラメータ(seq_page_costrandom_page_cost参照)で決定されるテーブル空間内のテーブルからページを読み取る、プランナの通常のコスト推定値が上書きされます。 これはあるテーブル空間が他のI/Oサブシステムに比べ低速または高速なディスク上にある場合に有用となるかもしれません。

テーブル空間index_spacefast_raidという名前に変更します。

ALTER TABLESPACE index_space RENAME TO fast_raid;

テーブル空間index_spaceの所有者を変更します。

ALTER TABLESPACE index_space OWNER TO mary;

互換性

標準SQLにはALTER TABLESPACE文はありません。

関連項目

CREATE TABLESPACE, DROP TABLESPACE