Regression 環境

regression テストは make コマンドから起動されます。 これは C プログラムをコンパイルし、カレント・ ディレクトリの共有ライブラリに格納します。また、ローカライズされた シェル・スクリプトがカレント・ディレクトリに生成されます。出力ファイル のテンプレートが ./expected/*.out ファイルに出力 されます。ローカル化作業により、ソースファイル中のマクロは、絶対パス名 とユーザ名で置き換えられます。

regression テストは、通常は pg_superuser として実行されなければなりません。 これは 'src/test/regress' ディレクトリとそのサブディレクトリの所有者が pg_superuser になっているためです。他のユーザとしてregression テストを 実行する場合は、'src/test/regress' ディレクトリがそのユーザから書き込み 可能になっていなければなりません。

postmaster が起動する時、システムタイムゾーンのセットは、カリフォルニア のバークレイになっている必要があります。これはregression テストの スクリプトが自動的に行ってくれます。しかしながら、これを行うには、 マシンが PST8PDT タイムゾーンをサポートしていなければなりません。

あなたのマシンがこれサポートしているかどうかを調べるには、以下をタイプ してみてください。

    setenv TZ PST8PDT
    date

上記の "date" コマンドは、現在のシステム時刻を PST8PDT タイムゾーンで 返すべきです。PST8PDT データベースが使用できない場合は、GMT での時刻 が返されるでしょう。PST8PDT タイムゾーンが使用できない場合は、以下の ように明示的にタイムゾーン・ルールをセットしてやることもできます。

    setenv PGTZ PST8PDT7,M04.01.0,M10.05.03