処理時間の結果

処理時間の結果は、次のコマンドを使ってレグレッションテストを実行 することで得られます。

% cd src/test/regress
% make all
% time make runtest
    

Linux 2.0.27 における処理時間は実行の度におよそ 5% 変動するよう です。多分、マルチタスクシステムのスケジューリングの際の気まぐれ のせいでしょう。

バージョン 6.5

前のリリースでもそうであったように、リリースの間では処理時間 を直接比較できません。新しいレグレッションテストが追加された からです。一般的には、バージョン 6.5 は以前のリリースよりも高 速です。

fsync() を無効にした場合の処理時間

  Time   System
  02:00  Dual Pentium Pro 180, 224MB, UW-SCSI, Linux 2.0.36, gcc 2.7.2.3 -O2 -m486
  04:38  Sparc Ultra 1 143MHz, 64MB, Solaris 2.6
     

fsync() を有効にした場合の処理時間

  Time   System
  04:21  Dual Pentium Pro 180, 224MB, UW-SCSI, Linux 2.0.36, gcc 2.7.2.3 -O2 -m486
     
上の Linux システムでは、(かなり古い)IDE ディスクではなく UW-SCSI ディスクを使用すると、レグレッションテストは 50 % 高 速になります。

バージョン 6.4beta

このリリースの処理時間は以前のリリースと直接比較できません。追加され たレグレッションテストが含まれているからです。しかし一般的には、バー ジョン 6.4 は以前のリリースに比べてかなり高速です。(Bruce さん、あり がとう!)

  Time   System
  02:26  Dual Pentium Pro 180, 96MB, UW-SCSI, Linux 2.0.30, gcc 2.7.2.1 -O2 -m486

バージョン 6.3

このリリースの処理時間は以前のリリースと直接比較できません。追加 されたレグレッションテストが含まれ、また、time travel 用に必要で あった廃れたテストが削除されたからです。しかし一般的には、バージ ョン 6.3 は以前のリリースに比べてかなり高速です。(Bruce さん、あ りがとう!)

  Time   System
  02:30  Dual Pentium Pro 180, 96MB, UW-SCSI, Linux 2.0.30, gcc 2.7.2.1 -O2 -m486
  04:12  Dual Pentium Pro 180, 96MB, EIDE, Linux 2.0.30, gcc 2.7.2.1 -O2 -m486

バージョン 6.1

  Time   System
  06:12  Pentium Pro 180, 32MB, EIDE, Linux 2.0.30, gcc 2.7.2 -O2 -m486
  12:06  P-100, 48MB, Linux 2.0.29, gcc
  39:58  Sparc IPC 32MB, Solaris 2.5, gcc 2.7.2.1 -O -g