createdb [ dbname ]
createdb [ -h host ] [ -p
port ]
[ -D datadir ] [ -u ]
dbname ]
postmaster が稼動しているマシンのホスト名 を 指定します。省略時には、 IP 接続ではなくローカルの Unix ドメインのソ ケット が使われます。
postmaster が接続要求を監視しているイン ターネ ットの TCP/IP ポートあるいは、ローカルの Unix ドメイン ソケット ファ イル の拡張子部分を指定します。ポート番号は省略時は 5432 ですが、環境変数 PGPORT が設定されていればその値になります。
パスワード認証を使用します。 username と password の入力が 要求されます。
標準とは別の場所にデータベースを作成する場合にその場所を指定します。 これは システム表がインストールされる場所で、ここで指定するデータベースの場 所では ありません。この両者は異なる場合があります。
作成するデータベースの名前を指定して下さい。データベース名はこのイン ストールにおける複数の Postgres データベース間で一意でなくてはい けません。 dbname は省略時は環境変 数 USER の値になります。
createdb は、 PGDATA/ dbname/ の新規データベース用データ エリアにファ イルを作成します。
createdb は指定されたホストの指定ポート上 の postmaster プロセスに接続できませんでし た。 このメッセージが出力されたときは、指定した適切なホストの適切なポート 上で postmaster が実行されているか確認してくだ さい。 サイトで認証システムを使用している場合は、認証の通過に必要な資格を 持って いるか確認して下さい。
pg_shadow 表に有効なエントリがないため Postgres への接続が許可されません。サイトの Postgres 管理者に連絡してください。
データベースを作成する権限がありません。サイトの Postgres 管理者に連絡してください。
同名のデータベースがすでに存在します。
psql 、あるいはバックエンド サーバでの処 理中に内部エラーが 発生しました。サイトの管理者が適切に Postgres をインストール し、initdb でサイトを初期化したか確認して 下さい。
Note: createdb は内部で template1 データベースに接続し、 psql から CREATE DATABASE を実行します。
createdb は新規に Postgres データベースを作成します。 このコマンドを実行したユーザが作成されたデータベースのデータベース管理者 （または DBA ）となり、そのユーザと Postgres のスーパーユーザだけがこのデータベースを削除できます。
createdb の実体は psql を呼び出すシェル スクリプトです。 したがって createdb が起動される前にデータベー ス サーバ ホスト上で postmaster プロセスが実行中である必要がありま す。 環境変数 PGOPTION と PGREALM が psql に渡され psql に記述されているような方法で処理されます。