vacuumdb [ options ] [ --analyze | -z ]
[ --alldb | -a ] [ --verbose | -v ]
[ --table 'table [ ( column [,...] ) ]' ] [ [-d] dbname ]
vacuumdb は、以下のコマンドライン引数を 受け付けます。
ゴミ掃除または解析の対象となるデータベース名を指定します。
オプティマイザで使用される、データベースの統計情報を計算します。
全てのデータベースのゴミ掃除を行ないます。
処理実行中に詳細な情報を表示します。
table のみのゴミ 掃除または解析を行ないます。 列名は --analyze オプションがある場合にの み指定することができます。
Tip: 列名を指定した場合、括弧をシェルからエスケープしなければな りません。
vacuumdb は、また、以下の接続パラメータ用のコ マンドライン引数も受け付けます。
postmaster が動作しているマシンのホ スト名を指定します。
postmaster が接続を監視するインター ネット TCP/IP ポート、もしくは、ローカル Unix ドメインソケット ファイルの拡張子を指定します。
接続に使用するユーザ名。
強制的にパスワードの入力を促します。
vacuumdb が生成し、バックエンドに送 信するコマンドを表示します。
応答を表示しません。
vacuumdb は、 Postgres データベースのゴミ掃除を行なう ユーティリティです。 また、vacuumdb は Postgres の問い合わせオプティマイザで使 用される内部的な統計情報も生成します。
vacuumdb は、 Postgres の対話式端末プログラム psql を使用して、バッ クエンドコマンド VACUUM を実行するシェ ルスクリプトです。 このコマンドによるデータベースのゴミ清掃は、これ以外の方法によるもの と実質的な違いはありません。 psql コマンドはこのスクリプトから検索可能 でなければなりません。そして、データベースサーバが対象ホストで実行さ れている必要があります。 psql 及び libpq フロントエンドライブラリで使用可能なデフォルトの設定と環境変数も適用 されます。