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CREATE SERVER

名前

CREATE SERVER -- 新しい外部サーバを定義する

概要

CREATE SERVER servername [ TYPE 'servertype' ] [ VERSION 'serverversion' ]
    FOREIGN DATA WRAPPER fdwname
    [ OPTIONS ( option 'value' [, ... ] ) ]

説明

CREATE SERVERは新しい外部サーバを定義します。 サーバを定義したユーザがその所有者となります。

外部サーバは通常、外部データラッパが外部データリソースにアクセスするために使用する接続情報をカプセル化します。 さらに、ユーザマップによりユーザ指定の接続情報が指定される可能性があります。

サーバ名はデータベース内で一意でなければなりません。

サーバを作成するには、使用する外部データラッパ上にUSAGE権限が必要です。

パラメータ

servername

作成する外部サーバの名前です。

servertype

省略可能なサーバの種類です。

serverversion

省略可能なサーババージョンです。

fdwname

このサーバを管理する外部データラッパの名前です。

OPTIONS ( option 'value' [, ... ] )

この句はサーバのオプションを指定します。 オプションは通常、サーバの接続の詳細を定義しますが、実際の名前とその値はサーバの外部データラッパに依存します。

注釈

dblinkモジュール(項F.8参照)を使用している場合、接続パラメータを表すために、外部サーバ名をdblink_connect関数の引数として使用することができます。 より多くの例がありますので、こちらも参照してください。 この方法で利用できるようにするためには外部サーバ上にUSAGE権限が必要です。

組み込みの外部データラッパdefaultを使用するサーバfooを作成します。

CREATE SERVER foo FOREIGN DATA WRAPPER "default";

外部データラッパpgsqlを使用するサーバmyserverを作成します。

CREATE SERVER myserver FOREIGN DATA WRAPPER pgsql OPTIONS (host 'foo', dbname 'foodb', port '5432');

互換性

CREATE SERVERはISO/IEC 9075-9 (SQL/MED)に従います。

関連項目

ALTER SERVER, DROP SERVER, CREATE FOREIGN DATA WRAPPER, CREATE USER MAPPING