PostgreSQL 9.2.0文書 | ||||
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role_udt_grantsビューは、現在有効なロールが付与者また被付与者である、ユーザ定義型に付与されたUSAGE権限を識別することを意図したものです。それ以上の情報はudt_privilegesで見つかります。 このビューとudt_privilegesビューとの間の実質的な違いは、このビューでは現在のユーザがPUBLICに与えられた権限によりアクセスできるようになったオブジェクトを省略していることだけです。 PostgreSQLではデータ型は実際の権限を持たず、PUBLICに対する暗黙の権限付与しか持たないため、このビューは空です。
表 34-35. role_udt_grantsの列
名前 | データ型 | 説明 |
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grantor | sql_identifier | 権限を与えたロールの名前です。 |
grantee | sql_identifier | 権限が与えられたロールの名前です。 |
udt_catalog | sql_identifier | 型を含むデータベースの名前です(常に現在のデータベースです)。 |
udt_schema | sql_identifier | 型を含むスキーマの名前です。 |
udt_name | sql_identifier | 型の名前です。 |
privilege_type | character_data | 常にTYPE USAGEです。 |
is_grantable | yes_or_no | 権限の付与が可能であればYES、不可能ならばNOです。 |