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E.198. リリース8.0.21

リリース日

2009-03-16

このリリースは8.0.20に対し、各種の不具合を修正したものです。 8.0メジャーリリースにおける新機能についてはE.219. リリース8.0を参照してください。

E.198.1. バージョン8.0.21への移行

8.0.Xからの移行ではダンプ/リストアは不要です。 しかし、8.0.6より前のバージョンからアップグレードする場合は、E.213. リリース8.0.6を参照してください。

E.198.2. 変更点

  • 符号化方式の変換に失敗した時、再帰的なエラーによるクラッシュを防止しました。(Tom)

    この変更は、最近の2つのマイナーリリースにて関連する失敗の状況に対してなされた改修を拡張したものです。 前回の修正は元の問題報告に特化したものでしたが、符号化方式変換関数で発生するすべてのエラーがそのエラーを報告しようとして、無限に再帰される可能性があることが分かりました。 したがって、再帰的なエラー報告を行う状況になったことがわかった時の解決策は、変換と符号化方式を無効にし、通常のASCII形式のエラーメッセージで報告することです。 (CVE-2009-0922)

  • 特定の変換関数に対する、間違った符号化方式を用いたCREATE CONVERSIONを許可しません。(Heikki)

    これにより、符号化方式に関する失敗における、あり得る状況を防止します。 前回の変更は、同じ問題における別の種類の失敗に対する防止策でした。

  • to_char()に引数のデータに対して不適切な整形用のコードが渡された時のコアダンプを修正しました。(Tom)

  • デフォルトの既知の時間帯省略形のリストにMUST(モーリシャス島夏時間)を追加しました。(Xavier Bugaud)