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第59章 外部データラッパーの作成

目次

59.1. 外部データラッパー関数
59.2. 外部データラッパーのコールバックルーチン
59.2.1. 外部テーブルスキャンのためのFDWルーチン
59.2.2. 外部テーブルの結合をスキャンするためのFDWルーチン
59.2.3. スキャン/結合後の処理をプラン生成するためのFDWルーチン
59.2.4. 外部テーブル更新のためのFDWルーチン
59.2.5. TRUNCATEのためのFDWルーチン
59.2.6. 行ロックのためのFDWルーチン
59.2.7. EXPLAINのためのFDWルーチン
59.2.8. ANALYZEのためのFDWルーチン
59.2.9. IMPORT FOREIGN SCHEMAのためのFDWルーチン
59.2.10. パラレル実行のためのFDWルーチン
59.2.11. 非同期実行のためのFDWルーチン
59.2.12. パスの再パラメータ化のためのFDWルーチン
59.3. 外部データラッパーヘルパ関数
59.4. 外部データラッパーの問い合わせプラン作成
59.5. 外部データラッパーでの行ロック

外部テーブルへの全ての操作は、コアサーバから呼び出される関数のセットで構成される、外部データラッパーで処理されます。 外部データラッパーは、リモートデータソースからデータを取り出し、そのデータをPostgreSQLエグゼキュータに返却することを担当します。 外部テーブルの更新をサポートする場合、ラッパーはそれも扱わなければなりません。 本章では、新しい外部データラッパーを作成する方法の概要を示します。

独自の外部データラッパーを作成する際、標準配布物に含まれているものは優れたリファレンスです。 ソースツリーのcontribサブディレクトリを調べてください。 CREATE FOREIGN DATA WRAPPERマニュアルページにも有用な情報があります。

注記

標準SQLでは外部データラッパーを作成するインタフェースを定義しています。 しかしながら、PostgreSQLに適応させる労力が大きく、また標準のAPIが広く採用されているわけでもないので、PostgreSQLはそのAPIを実装していません。