48.8. ロジカルデコーディングにおける同期レプリケーションのサポート

ストリーミングレプリケーションにおける同期レプリケーションと同じユーザインタフェースで、ロジカルデコーディングを使って同期レプリケーションソリューションを構築することができます。 そのためには、ストリーミングレプリケーションインタフェース(48.3参照)を使ってデータをストリーム出力します。 ストリーミングレプリケーションクライアントが行っているのと同じように、状態の更新(52.4参照)メッセージを送信しなければなりません。

注記

synchronous_standby_namesがサーバ全体に適用されるのに対し、ロジカルデコーディングを通じて変更データを受け取る同期レプリカは、単一のデータベースのスコープの範囲で動作します。 このことにより、複数のデータベースが同時に使用される環境では、ロジカルデコーディングを使った同期レプリケーションはうまく動きません。