pg_partitioned_table
カタログpg_partitioned_tableはテーブルがどのようにパーティションに分けられているかに関する情報を格納します。
表52.36 pg_partitioned_tableの列
| 名前 | 型 | 参照先 | 説明 |
|---|---|---|---|
partrelid | oid | | このパーティションテーブルのpg_classのエントリのOID |
partstrat | char |
パーティショニング戦略。
hならハッシュパーティションテーブル、lならリストパーティションテーブル、rなら範囲パーティションテーブル。
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partnatts | int2 | パーティションキーの列の数 | |
partdefid | oid | |
このパーティションのデフォルトパーティションのpg_classエントリのOID。
このパーティションテーブルにデフォルトパーティションがなければ0。
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partattrs | int2vector | |
これはpartnatts値の配列で、どのテーブル列がパーティションキーの一部となっているかを示します。
例えば、値が1 3であれば、テーブルの1番目と3番目の列がパーティションキーを構成することを意味します。
この配列がゼロの場合は、対応するパーティションキー列が式であって、単なる列参照ではないことを示します。
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partclass | oidvector | |
これは、パーティションキーの各列について、使用する演算子クラスのOIDが入ります。
詳細についてはpg_opclassを参照してください。
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partcollation | oidvector | | これは、パーティションキーの各列について、パーティショニングで使用する照合のOIDが入ります。 列が照合できないデータ型の場合はゼロが入ります。 |
partexprs | pg_node_tree |
単純な列参照ではないパーティションキー列についての(nodeToString()形式での)式ツリーです。
partattrsがゼロの各エントリについて1つの要素があるリストになっています。
すべてのパーティションキー列が単純な参照ならNULLとなります。
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