ALTER FOREIGN DATA WRAPPER — 外部データラッパの定義を変更する
ALTER FOREIGN DATA WRAPPERname[ HANDLERhandler_function| NO HANDLER ] [ VALIDATORvalidator_function| NO VALIDATOR ] [ OPTIONS ( [ ADD | SET | DROP ]option['value'] [, ... ]) ] ALTER FOREIGN DATA WRAPPERnameOWNER TO {new_owner| CURRENT_USER | SESSION_USER } ALTER FOREIGN DATA WRAPPERnameRENAME TOnew_name
ALTER FOREIGN DATA WRAPPERは外部データラッパの定義を変更します。
このコマンドの第1の構文はサポート関数または外部データラッパの一般的なオプションを変更します。
(少なくとも1つの句が必要です。)
第2の構文は外部データラッパの所有者を変更します。
スーパーユーザのみが外部データラッパを変更することができます。 さらにスーパーユーザのみが外部データラッパを所有することができます。
name既存の外部データラッパの名前です。
HANDLER handler_function外部データラッパ用の新しいハンドラ関数を指定します。
NO HANDLERこれを使用して外部データラッパがハンドラ関数を持たないことを指定します。
ハンドラを持たない外部データラッパを使用する外部テーブルにはアクセスできないことに注意してください。
VALIDATOR validator_function外部データラッパ用の新しい検証関数を指定します。
外部データラッパや依存するサーバ、ユーザマップ、外部テーブルの既存のオプションが新しい検証関数に対して無効となる可能性があることに注意してください。
PostgreSQLはこの検査を行いません。
変更された外部データラッパを使用する前にこれらのオプションが正しいことを確実にすることはユーザの責任です。
しかしこのALTER FOREIGN DATA WRAPPERコマンドで指定されたオプションはすべて新しい検証関数で検査されます。
NO VALIDATORこれは、外部データラッパが検証関数を持たないことを指定するために使用されます。
OPTIONS ( [ ADD | SET | DROP ] option ['value'] [, ... ] )
外部データラッパ用のオプションを変更します。
ADD、SET、DROPは実行する動作を指定します。
明示的な動作の指定がなければADDとみなされます。
オプション名は一意でなければなりません。
また名前と値は外部データラッパの検証関数を使用して検証されます。
new_owner外部データラッパの新しい所有者のユーザ名です。
new_name外部データラッパの新しい名前です。
外部データラッパdbiを変更し、fooオプションを追加し、barオプションを削除します。
ALTER FOREIGN DATA WRAPPER dbi OPTIONS (ADD foo '1', DROP 'bar');
外部データラッパdbiの検証関数をbob.myvalidatorに変更します。
ALTER FOREIGN DATA WRAPPER dbi VALIDATOR bob.myvalidator;
ALTER FOREIGN DATA WRAPPERはISO/IEC 9075-9 (SQL/MED)に従います。
ただし、 HANDLER、VALIDATOR、OWNER TO、RENAME句は拡張です。