DROP SCHEMA — スキーマを削除する
DROP SCHEMA [ IF EXISTS ] name [, ...] [ CASCADE | RESTRICT ]
DROP SCHEMAはデータベースからスキーマを削除します。
スキーマを削除できるのは、所有者またはスーパーユーザのみです。 所有者は、スキーマ内に自分が所有していないオブジェクトが含まれていても、そのスキーマ(およびそこに含まれる全てのオブジェクト)を削除できます。
IF EXISTSスキーマが存在しない場合でもエラーになりません。 この場合注意メッセージが発行されます。
nameスキーマの名前です。
CASCADEスキーマに含まれるオブジェクト(テーブル、関数など)を自動的に削除し、さらにそれらのオブジェクトに依存するすべてのオブジェクトも削除します(5.13参照)。
RESTRICTスキーマにオブジェクトが含まれている場合は、スキーマの削除を拒否します。 こちらがデフォルトです。
CASCADEオプションを使用すると、指定されたスキーマ以外にあるオブジェクトを削除することになる可能性があります。
データベースからmystuffスキーマ、およびそこに含まれる全てのオブジェクトを削除します。
DROP SCHEMA mystuff CASCADE;
標準SQLでは一度のコマンド実行につき1つのスキーマしか削除できないという点を除き、および、PostgreSQLの拡張であるIF EXISTSを除き、DROP SCHEMAは、標準SQLと完全な互換性を持ちます。