情報スキーマのビューの列では、情報スキーマ内で定義された特殊なデータ型を使用します。 これらは、通常の組み込み型の上位にあたる単純なドメインとして定義されます。 情報スキーマ外部で操作する時にはこれらの型を使用してはなりません。 しかし、情報スキーマを検索するようなアプリケーションではこれらの型への用意をしておかなければなりません。
これらの型を以下に記します。
cardinal_number
非負の整数です。
character_data
(最大文字長の指定がない)文字列です。
sql_identifier
文字列です。
この型はSQL識別子用に使用され、character_data
はその他の任意のテキストデータに使用されます。
time_stamp
timestamp with time zone
型の上位ドメインです。
yes_or_no
YES
かNO
のいずれかを持つ文字列ドメインです。
情報スキーマ内で論理(真/偽)データを表すために使用されます。
(情報スキーマはboolean
型が標準SQLに追加される前に考案されました。
このため情報スキーマの後方互換性を維持するために、この記法が必要です。)
情報スキーマ内の列はすべてこれら5つの型のいずれかを取ります。